Googleビジネスプロフィールの登録方法とオーナー確認のやり方

Googleマップに自分の店を出すには、Googleビジネスプロフィールに登録します。無料で、誰でも始められます。

ただ、やることは人によって違います。まだ地図に何も無い人と、すでに誰かが作った店の情報がある人では、進む道が分かれるからです。後者は意外と多く、気づかないまま「自分の店なのに直せない」状態で止まります。

先に結論を書きます。まず、自分の店の情報がもう地図にあるかを調べてください。無ければ新しく登録、あって自分が管理していなければオーナー権限をリクエストする。どちらも、最後は自分の名義で持つところまで進めます。

🔎 結論:まず「もうあるか」を調べる

スマホでもパソコンでも構いません。自分の店名で、Googleマップを検索します。住所や最寄り駅を足すと見つけやすくなります。

結果は3つに分かれます。

検索した結果 やること
出てこない 新しく登録する(次の章)
出てくるが、自分で直せない オーナー権限をリクエストする
出てきて、自分で直せる 中身を埋めていく

3つめだった方は、この記事ではなく、何を埋めるかの記事のほうが役に立ちます。

▶ 登録したのに出てこないときはこちら:サロンがGoogleマップに出てこない原因と、今日からできる直し方

🆕 新しく登録する流れ

地図に何も無い場合です。流れは、作る → 基本の情報を入れる → オーナー確認の3つです。

Googleのヘルプ「Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する」には、こう書かれています。

ビジネスは無料で追加または申請できます。

画面の名前やボタンの位置は、ここには書きません。変わるからです。実際の操作は、公式のヘルプを見ながら進めてください。Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する

入れる基本の情報は、店名・カテゴリ・住所・電話番号・ホームページです。ここで迷いやすいところを2つだけ書きます。

店名は、看板どおりに

ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」には、こうあります。

オンラインでユーザーに見つけてもらうには、正確なビジネス名(店舗、ウェブサイト、ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている、実際のビジネスの名称)を使用します。

地域名や「腰痛専門」のような言葉を足したくなりますが、足しません。同じページには、キャンペーンの言葉や電話番号を名前に入れた例が「不可」として並んでいます。

カテゴリは、少なく選ぶ

同じガイドラインに、こう書かれています。

中核事業に当てはまるカテゴリを、できるだけ少なく選択します。

こころ晴れ鍼灸院(東京・代々木)では、登録のときにカテゴリを「整体」の1つだけ選びました。なぜそれを選んだかは聞いていないので、事実だけ書いておきます。

その後、管理画面を見ると、メインの「整体」に加えて「鍼灸院」が入っていて、「業種は Google によって更新されました」と表示されていました。院が自分で足したものではありません。登録したあとも、ときどきカテゴリを見ておくと安心です。

また、同じページにはプロフィールを2つ作らないことも書かれています。

ビジネス プロフィールはビジネスにつき 1 つのみ作成します。

住所を出したくない場合

自宅でやっている方や、出張だけの方は、住所を地図に出したくないと思います。ここは私に経験がないので、公式に書かれていることだけを書きます。

ヘルプ「非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する」には、こうあります。

重要: ビジネス拠点の住所で商品やサービスを提供していない場合は、ビジネス プロフィールから住所を削除してください。

サービス提供地域を登録できるのは、非店舗型ビジネスまたはハイブリッド型ビジネスのみです。

同じページでは、非店舗型を「客先に出向いてサービスや商品を提供し、ビジネス拠点の住所では接客しないビジネス」、ハイブリッド型を「ビジネス拠点の住所で顧客にサービスを提供しているが、商品配達や出張サービスも行うビジネス」と説明しています。自宅の一室にお客さんを迎えているなら、前者ではありません。自分の店がどちらなのかを、先に決めてください。

🔑 すでに別の人がオーナーになっている場合

検索したら店の情報は出てくるのに、自分では直せない。この場合、誰かがすでにオーナーとして登録しています。

やることは、オーナー権限をリクエストすることです。ヘルプ「ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする」に、リクエストしたあとの流れが書かれています。

所有権をリクエストすると、確認メールが届きます。現在のプロフィールのオーナーにメールで通知が届き、そのオーナーは 3 日以内に返信する必要があります。

3 日が経過しても返信がない場合は、お客様が対象プロフィールのオーナー申請をするという選択が可能な場合があります。

ただし、必ず通るわけではありません。同じページに、こうも書かれています。

ヒント: プロフィールの申請は、常にできるわけではありません。

支援した鍼灸院の場合

こころ晴れ鍼灸院(東京・代々木)が、まさにこれでした。以前に別の人がオーナーとして登録していて、その方と連絡がつきませんでした。

ビジネスプロフィールの画面からオーナー権限をリクエストしたところ、前のオーナーからの反応がなかったので、一定期間のあとに院のほうでオーナー確認ができました。取り戻すまでにかかったのは、2〜3週間でした。

この件に、業者は関わっていません。それでも、自分の名義で持っていないと、取り戻すのに時間がかかるという例にはなります。開業前の方は、最初から自分で登録しておけば、この手間はありません。

▶ 開業前にやっておく準備はこちら:サロン・整体院の開業前にやっておく集客の準備

⏳ オーナー確認の方法と、待つ時間

登録しても、オーナー確認が終わるまでは中身を直せません。

確認の方法は、自分では選べません。ヘルプ「Google でビジネスのオーナー確認を行う」に、はっきり書かれています。

重要: オーナー確認の方法は Google によって自動的に決定されるため、変更できません。

ビジネスのオーナー確認を行うには、そのビジネス プロフィールでご利用可能な確認方法をお試しください。ご利用可能な確認方法は、業種、公開情報、地域、営業時間によって異なります。場合によっては、複数の方法でのオーナー確認が必要になることもあります。

だから、他の店のやり方をそのまま当てにできません。はがきが来る店も、電話や動画で済む店もあります。こころ晴れ鍼灸院(東京・代々木)では、はがきで確認しました。

はがきの場合、同じページにこうあります。

ヒント: コードは通常 14 日以内に届きます。

そして、確認の手続きを終えたあとにも時間がかかります。

オーナー確認の手順を終えると、ご提供いただいた情報が審査されます。ビジネス プロフィールの整合性を確保するため、オーナー確認の審査には 5 営業日ほどを要し、それより長くかかることも稀にあります。

この待ち時間は、自分では縮められません。だから、待っているあいだに別のことを進めます。ホームページの文章を考える、LINEの受け口を用意する、載せる写真を撮る。開業前なら、なおさら先に始めておいてください。

📷 登録できたら、最初に入れるもの

オーナー確認が終わったら、中身を入れていきます。写真から始めるのがいちばん楽です。

ヘルプ「ビジネス プロフィールの写真と動画を管理する」には、まずこう書かれています。

重要: 写真と動画は、ビジネス プロフィールのオーナー確認が完了した後にのみ Google に表示されます。

つまり、先に撮っておいても、確認が終わるまでは出ません。撮るのは待ち時間のうちに、入れるのは確認のあとに、という順番になります。

写真の質についても、同じページに書かれています。

品質: ピントが合っていて十分な明るさのある写真を使用します。大幅な加工や過度のフィルタ使用は避けてください。雰囲気をありのままに伝える画像をお選びください。

こころ晴れ鍼灸院(東京・代々木)では、6枚(施術風景など)を入れています。私自身、以前、六本木でレンタルスペースを運営していて、そちらでも登録し、利用中のイメージ写真を入れていました。

情報の入力などの作業は、こころ晴れ鍼灸院(東京・代々木)で2日ほどでした。これは手を動かした日数で、地図に出るまでの日数ではありません。審査とオーナー確認の待ち時間は、これとは別にかかります。

何を埋めるか、どの順番で埋めるかは、別の記事にまとめています。ここでは繰り返しません。

▶ 埋める項目と順番はこちら:サロンがGoogleマップに出てこない原因と、今日からできる直し方

▶ 口コミのお願いの仕方はこちら:Googleの口コミを増やす方法|お願いの仕方とポップ・チラシの文例

🪪 最初から、自分の名義で持っておく

最後に、いちばん大事なところです。

プロフィールには、オーナーと管理者という2つの役割があります。ヘルプ「ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する」には、こう書かれています。

オーナーはプロフィールを完全に管理できます。ユーザーの追加と削除、プロフィール情報の管理に加え、プロフィールの削除も可能です。ビジネス プロフィールには複数のオーナーを設定できますが、メインのオーナーとして設定できるのは 1 人のみです。

管理者(旧称「サイト管理者」)は、プロフィールに対してオーナーとほぼ同じ権限があります。ただし、ユーザーの追加と削除、プロフィールの削除はできません。

誰かに設定を頼むときは、オーナーではなく管理者として招いてください。日々の更新も口コミへの返信も、管理者でできます。オーナーを相手の名義にしたまま進めると、やめたあと自分で管理できなくなるおそれがあります。

▶ 業者に頼む前に確かめることはこちら:MEO対策の営業が来たら。1人サロン・整体院が契約前に確かめること

1事例の実情です。成果を保証するものではありません。


登録とオーナー確認は、待つ時間が長いだけで、やること自体は多くありません。ただ、待っているあいだに何を進めるかで、地図に出たあとの状態が変わります。

ひとり集客では、この「見つかるハコ」の登録から、ホームページとLINEの受け口まで続けて用意します。私への月額は0円で、アカウントはご本人の名義のまま残ります。

▶ 地図に出るまでに埋める項目はこちら:検索してもうちが出てこない|地図に出るまでに埋める5項目

❓ よくある質問

登録にお金はかかりますか?
かかりません。Googleのヘルプ「Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する」には「ビジネスは無料で追加または申請できます。」と書かれています。別のヘルプ「Google ビジネス プロフィールを保護する」にも「Google はこのサービスに対して料金を請求することはありません。」とあります。代わりに登録や管理をしてもらうことに料金がかかる場合はありますが、プロフィールそのものは無料です。
オーナー確認のはがきが届きません
ヘルプ「Google でビジネスのオーナー確認を行う」には「コードは通常 14 日以内に届きます。」と書かれています。待っているあいだにやってはいけないこともあります。同じページに「ビジネス プロフィールのビジネス名、住所、業種は編集しないでください。編集した場合、郵送されたコードは使用できなくなります。」「新しいコードをリクエストしないでください。新しいコードをリクエストした場合は、郵送されたコードは無効になり、新しいコードが郵送されます。これにより、プロセスが長引く可能性があります。」とあります。コードには期限もあり、「オーナー確認コードは 30 日が経過すると有効期限が切れます。」と書かれています。
前の持ち主と連絡がつきません
連絡がつかなくても進められる場合があります。ヘルプ「ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする」には「現在のプロフィールのオーナーにメールで通知が届き、そのオーナーは 3 日以内に返信する必要があります。」「3 日が経過しても返信がない場合は、お客様が対象プロフィールのオーナー申請をするという選択が可能な場合があります。」と書かれています。ただし同じページに「ヒント: プロフィールの申請は、常にできるわけではありません。」ともあります。支援した鍼灸院では、取り戻すまでに2〜3週間かかりました。1院の例です。

📝 まとめ

  • まず店名で検索して、自分の店の情報がもう地図にあるかを調べる
  • 無ければ新しく登録、あって自分が管理していなければオーナー権限をリクエストする
  • オーナー確認には待つ時間がある。ほかの準備と並行して進める

6つの質問で、いま優先することが分かります

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