ホットペッパーをやめたい人へ。いきなり解約しない3段階の移り方

黄色いドアの店先と観葉植物、吹き出しとカレンダーが映ったスマートフォンが並んでいるイラスト

いまの掲載料と予約の内訳を、一緒に見るところから

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打ち手の例

Googleマップのメインカテゴリが店名と合っていないと、「地域名+業種」の検索で出にくくなります。設定画面から5分で直せます。

掲載料を払い続ける前に、まずは打ち手を受け取ってみてください。

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売上が落ちた月も、掲載料は同じ金額。常連さんの予約まで掲載サイトを通っていて、顧客データも向こうにある。やめたいけれど、やめたら新規が止まりそうで動けない。

ここで扱うのは、サロン・整体院向けのホットペッパービューティーの話です(飲食店向けのホットペッパーグルメではありません)。

先に結論を書きます。いきなりやめなくて大丈夫です。最安のプランに落として、常連さんと顧客データを自分の側に移して、それから判断する。この順番で進めれば、新規の入口を失わずに固定費を軽くできます。

💸 やめたい理由は「掲載料」より「常連さんの分まで払っていること」

掲載サイトには、新規のお客さまを連れてきてくれる入口としての役割があります。開業したばかりで誰にも知られていない時期に、探している人の前に出られるのは大きい。そこは事実です。

問題は、そのあとです。

一度来てくれた方が、次回もアプリを開いて予約する。三度目も同じ。こうして2回目以降の予約まで掲載サイトを通り続けます。お客さまの連絡先も、予約の履歴も、媒体の側にたまっていく。手元に残るのは施術の記憶だけ、という状態になります。

売上が落ちた月も掲載料は変わりません。だから「高い」と感じる月ほど、実際には固定費としての重さを感じているのだと思います。

支援したこころ晴れ鍼灸院(東京・代々木)は、掲載サイトに月約6万円の掲載料を約1年払っていました。月月約6万円を12か月で計算すると、およそ72万円。これは1院の実額からの単純な計算で、相場ではありません。

私自身、以前、六本木でレンタルスペースを運営していて、予約サイトに売上の3割ほどを手数料として払っていました。入口を借りる重さは、同じ立場で知っています。

🔍 やめる前に確かめる3つのこと

やめるかどうかを決める前に、手元の数字を見ます。3つだけです。

① 新規と2回目以降、それぞれ何割が掲載サイト経由か

管理画面で見られる範囲でかまいません。2回目以降の割合が高いほど、「常連さんの分まで払っている」状態に近づきます。

② 契約期間と、プラン変更・解約の締め日

契約書を確認して、分からなければ担当者に聞きます。プランを下げられる時期、解約を申し出る期限。ここを知らないまま動くと、思ったタイミングで変えられません。

③ 顧客データと予約台帳が、どこにあるか

いちばん大事なのはここです。予約の管理も、お客さまの連絡先も掲載サイトの中にしかないなら、それを自分の側に持つことが最初の仕事になります。やめるかどうかの判断は、そのあとです。

この3つを見たうえで、どこから始めるかの目安です。

いまの状態 始める段階の目安
契約期間が残っている 段階2から(掲載は続けたまま)
新規の多くが掲載サイト経由 段階1から(入口は残す)
顧客データが掲載サイトの中にしかない 段階2を最優先
2回目以降も掲載サイト経由が多い 段階2から

あくまで目安です。お店の状況で変わります。

3段階のどこから始めるかを、一緒に決めます

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打ち手の例

Googleマップのメインカテゴリが店名と合っていないと、「地域名+業種」の検索で出にくくなります。設定画面から5分で直せます。

掲載料を払い続ける前に、まずは打ち手を受け取ってみてください。

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🪜 いきなりやめない。移り方は2つ

どちらの移り方を選ぶ場合も、やめる前に自分の側の入口を用意しておくことは変わりません。Googleマップ、1ページのホームページ、LINE、予約の受け口。ここが空のまま掲載をやめると、新規も常連さんも行き先を失います。

そのうえで、進め方は2つあります。

A:少しずつ移す

段階1:最安のプランに落とす

解約ではなく、まずプランを下げます。新規の入口は残したまま、固定費だけを軽くする。契約期間中にプランを変えられるかは、先に確認してください。

無料で残せるプランの有無や条件は変更が多く、公開されている情報も時期で変わります。いまの条件は、担当者か公式の案内で確認してください。この記事では断定しません。

段階2:常連さんの予約と顧客データを、自分の側に移す

中心になるのは、会計のときにひとこと伝えることです。「次回のご予約は、LINEからもお取りできます」。この一言で、次に来るときの入口が変わります。

次回の予約はその場で取ってしまうのも有効です。媒体を通らない予約が1件ずつ増えていきます。

連絡先を知っている方に案内する場合は、「予約方法が変わったお知らせ」として送ってください。宣伝のメッセージにしないこと。

確認してから送ってください。 掲載サイトの予約で知った連絡先を、ほかのサービスへの案内に使うと、掲載サイトの規約に触れる場合があります。使う前に規約を確認してください。

会計のときの一言と、送るメッセージの文例は、別の記事にまとめています。

▶ 常連さんへの伝え方と文例はこちら:予約の窓口を変えるとき、常連さんにどう伝える?

予約を受ける仕組みは、無料プランの範囲で選べます。

口コミも、これから先の分を自分の側にためていけます。掲載サイトに書かれた口コミは移せません。できるのは、次にいただく声をGoogleの側に積み上げていくことです。

▶ 口コミのお願いの仕方はこちら:Googleの口コミを増やす方法|お願いの仕方とポップ・チラシの文例

段階3:新規が自分の側で回り始めたら、やめるかを判断する

Googleマップや検索から、月に何件の問い合わせが来ているか。数字を見てから決めます。

▶ Googleマップの整え方はこちら:サロンがGoogleマップに出てこない原因と、今日からできる直し方

「やめる」だけが答えではありません。最安プランのまま残すのも、じゅうぶん正解のひとつです。

向いている人:契約が残っている方/新規の多くが掲載サイト経由の方

B:期限を決めて、それまでに準備して一気にやめる

もうひとつは、やめる日を先に決めてしまうやり方です。

「何か月後にやめる」と期限を決め、それまでに自分の窓口(Googleマップ・1ページのホームページ・LINE・自社の予約)を用意する。期限が来たら掲載をやめる。こころ晴れ鍼灸院が実際に取ったのはこの方法です。

期限があると、準備が後回しになりません。ただし、期限までに入口がそろわないと、やめた月から新規の入口が細くなります。

常連さんへのお願いは A と同じで、来店時に直接伝えるのが中心です。こころ晴れ鍼灸院では、それに加えて電話番号が分かる方にショートメッセージでも案内したそうです。これは実際にやったことの記録で、おすすめの方法として書いているわけではありません。送る場合は、上の枠の規約の確認を先にしてください。

向いている人:掲載料の負担を早く止めたい方/Googleマップや広告など、新規の入口を別に用意できる方

どちらを選ぶか

どちらが正しいとは言えません。判断の目安だけ置いておきます。

A:少しずつ移す B:期限を決めて一気に
契約期間 残っていても始められる 期限の設定に契約の締め日が要る
固定費が軽くなる時期 段階1から少しずつ 期限の月から一度に
新規が細るリスク 小さい(入口を残す) 準備が間に合わないと大きい
向いている状況 新規の多くが掲載サイト経由 ほかの入口を用意できる

迷ったら A から始めてください。あとから B に切り替えることはできます。

🏥 実際にやめた鍼灸院の例

こころ晴れ鍼灸院(東京・代々木)の例です。開業から1年ほど掲載サイトを使っていた院で、そのあとGoogleビジネスプロフィール、ホームページ、LINEの予約導線、自社の予約システムをまとめて用意し、いまはリピートの予約を自分の窓口で受けています。

時系列

掲載していたのは大手予約サイトで、掲載料は月約6万円でした。自分の窓口に移したあと、掲載料は0円になりました。検索広告は約2週間運用して、ホームページの予約ボタンから予約ページへの遷移を確認したあと、店舗の移転が決まったため一時停止しています。リピートの予約は、自社の予約システムに入り続けています。

やめると決めたときに、一番怖かったこと

掲載をやめると新規のお客さんが来なくなること。ここは、この記事を読んでいる方と同じだと思います。

実際にやった移行の順番

何か月後にやめると期限を決め、それまでに自分の窓口(Googleマップ・1ページのホームページ・LINE・自社予約)を用意して、期限で一気にやめた

やめたあとの新規の入口

検索広告、Googleマップ、常連さんからの紹介の3つです。ただし検索広告は移転の都合で約2週間で止めているので、いまも広告で新規が入り続けているわけではありません。

1事例の実情です。成果を保証するものではありません。

院長は、掲載サイトに払うお金が高いこと、自前で集客の仕組みを作りたいけれど時間もやり方も分からないことを、当時の悩みとして話しています。

🛠 自分でやるか、頼むか

段階1から3は、自分でもできます。順番さえ間違えなければ、特別な知識は要りません。ここまでに出てきたことを、上から順にやるだけです。

設定をまとめて任せたい場合は、ひとり集客でも受けています。1ページのホームページ・Googleビジネスプロフィール・LINEの予約導線・検索広告の初期設定のご案内を、¥148,000の買い切りで用意します。私への月額は0円です。

アカウントとお支払いはご本人名義、設定は私が行います。検索広告だけは、ご本人のアカウントで、画面共有で一緒に進めます。作ったものは全部あなたの名義のまま残るので、あとから他の人に引き継ぐこともできます。

❓ よくある質問

契約期間が残っていても始められますか?
段階2(常連さんと顧客データを自分の側に移す)は、掲載を続けたままでも始められます。契約が残っているうちに受け皿を用意しておくと、更新のタイミングで落ち着いて判断できます。
やめたら新規はどれくらい減りますか?
お店によって違うので、数字で断定できません。だから段階1で最安プランに落として、新規の入り方がどう変わるかを見てから決める順番にしています。
口コミや顧客データは移せますか?
掲載サイトに書かれた口コミは移せません。顧客データは、会計のときのLINE登録などで、これから少しずつ自分の側にためていく形になります。Googleの口コミは、会計のときの一言とQRコードで、今日からお願いを始められます(「Googleの口コミを増やす方法|お願いの仕方とポップ・チラシの文例」の記事で、文例とあわせてまとめています)。

📝 まとめ

  • 掲載料が重いと感じる本当の理由は、常連さんの予約まで掲載サイトを通っていること
  • やめる前に確かめるのは、予約の内訳・契約の締め日・顧客データの置き場所の3つ
  • 最安プランに落とす→常連さんと顧客データを自分の側に移す→数字を見て判断する、の順で進める

6つの質問で、いま優先することが分かります

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