Googleの口コミ返信の仕方と例文|AIに下書きさせる手順つき

口コミの返信をスマホで考えるサロンのオーナーと、星4つの口コミに返信が書き込まれていくスマホ画面のイラスト

口コミの返信も含めて、お店の作業を軽くしたい方へ

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打ち手の例

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口コミをお願いするようになって、書いてもらえた。うれしい。でも、返信の文章が思いつかないまま、気づけば1週間たっている。

毎回ゼロから考えるので、1件に何分もかかる。しかも、書き上がった文はどれも似たような言い回しになる。

先に結論を書きます。返信の下書きはAIに作らせて、自分は直すだけにします。最初に1回だけ店の口調を伝えておけば、2件目からは口コミを貼るだけで済みます。

💬 返信は、書いた人だけが読むものではない

Googleのヘルプ「ユーザーからのクチコミを管理する」には、「クチコミに対し、有用で前向きな返信をすることで、ユーザーの意見を尊重していることを示すことができます」と書かれています。

そして返信は、書いてくれた本人だけが読むものではありません。あとからお店を探す人も、口コミと返信を並べて読みます。同じ星3つでも、落ち着いた返信が付いているかどうかで、受け取り方は変わります。

ここで伝わるのは、お店の人柄です。うまい文章である必要はありません。読んだ人が「ちゃんと見てくれている店だ」と思えれば十分です。

なお、返信は店の名前で表示されます。同じヘルプには、返信は「企業からの返信として表示され、お客様の個人名は表示されません」と書かれています。

▶ まだ口コミが少ない方はこちら:Googleの口コミを増やす方法|お願いの仕方とポップ・チラシの文例

🚫 AIに入れていいこと、入れてはいけないこと

手順の前に、ここだけ先に決めておいてください。あとから取り消せないためです。

入れていいもの

  • 口コミの本文(名前が書かれていたら消してから貼る)
  • 店の種類と、返信の口調の説明
  • メニューの名前

入れてはいけないもの

  • お客さんの名前、連絡先
  • 来店日、予約の記録
  • 体の悩み、症状
  • 施術の記録、カルテに書いた内容

理由は2つあります。ひとつは、入力した内容がサービス側に保存されることがあるためです。設定で学習に使わせない選択ができる場合もありますが、最初から入れないのがいちばん確実です。

もうひとつは、体の悩みや施術の記録が、健康に関わる情報だからです。口コミの返信を書くために必要な情報ではありません。

施術の効果を言い切る表現は、AIが書いてきても使わないでください。鍼灸・あん摩マッサージ指圧などは、広告できることが法律で限られています。表現に迷ったら、所管の窓口や業界団体の案内を確認してください(条文はe-Gov 法令検索で読めます)。

🪄 手順:最初に1回だけ「店の口調」を伝える

やることは5つです。

  1. AIのチャットを開く(ChatGPT、Claude、Gemini など。どれでも構いません)
  2. 最初に、店の情報と返信の口調を伝える(次の章の指示文①)
  3. 口コミを貼って、下書きを頼む(指示文②、低い評価なら指示文③)
  4. 下書きを読んで、事実と違うところ・言い過ぎを直す
  5. Googleビジネスプロフィールの画面から返信する

コツがひとつあります。2件目からは、同じチャットの続きで頼んでください。最初に伝えた口調を引き継いでくれるので、毎回①から始めなくて済みます。チャットを新しく開いたときだけ、もう一度①を送ります。

無料で使える範囲は変わります。2026年10月時点では、返信の下書き程度なら無料の範囲でも足りることが多いのですが、使う前に公式ページで今の条件を確かめてください。

📋 そのまま使える指示文(3つ)

角かっこの中を、自分の店の言葉に置き換えて使ってください。

指示文①:最初に1回だけ送る(店の口調を伝える)

あなたは、お店の口コミ返信を書く手伝いをします。
これから送る口コミに対して、返信の下書きを作ってください。

店について
- 業種:[例:整体院]
- 運営:[例:1人で運営しています]
- 文体:です・ます調
- 長さ:2〜4文
- 絵文字:[使わない/1つまで]

守ってほしいこと
- 施術の効果を言い切らない
- お客さんの名前や体の状態は書かない
- 大げさな言葉を使わない
- 書き出しを毎回変える

まずは「分かりました」とだけ返してください。
このあと口コミを送ります。

指示文②:良い口コミへの返信

次の口コミへの返信の下書きを作ってください。

口コミ:
"""
[口コミの本文をそのまま貼る。名前が入っていたら消す]
"""

この口コミを書いた人について分かっていること:
[例:初めての来店/記念日の利用/肩まわりのメニュー。
 名前や体の悩みは書かない]

返信に入れてほしい3つ
1. 来てくれたこと・書いてくれたことへのお礼
2. 口コミの中身に1つだけ触れる
3. また来てほしい気持ち

2〜4文でお願いします。

3行目の「分かっていること」の欄が、この指示文でいちばん大事なところです。理由は、後の章で書きます。名前や体の悩みは書かないでください。「初めての来店」「記念日の利用」くらいの粒度で十分です。

指示文③:低い評価・厳しい口コミへの返信

次の口コミへの返信の下書きを作ってください。
星は[2]つでした。

口コミ:
"""
[口コミの本文をそのまま貼る。名前が入っていたら消す]
"""

事実として分かっていること:
[例:その時間帯は1人で対応していた。予約が重なっていた。
 分からないことは「不明」と書く]

返信の条件
- 言い訳をしない
- 事実と、これから直すことを短く書く
- 個人情報と施術の内容には触れない
- 続きは直接ご連絡ください、で締める
- 3〜4文

謝る部分と、事実を説明する部分を分けて書いてください。

Googleマップの口コミまわりを一緒に整えたい方へ

業種と、いま困っていることを送るだけ。あなたのお店で今日からできる集客の打ち手を3つ、【無料】でお返しします。

打ち手の例

Googleマップのメインカテゴリが店名と合っていないと、「地域名+業種」の検索で出にくくなります。設定画面から5分で直せます。

掲載料を払い続ける前に、まずは打ち手を受け取ってみてください。

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📝 例:口コミと、AIの下書きと、直したあと

ここに出すのは、すべて架空の例です。実際のお店やお客さんの口コミではありません。

例1:良い口コミ

肩まわりが楽になりました。説明が丁寧で、初めてでも安心でした。また来ます。

AIの下書き:

この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。肩のお悩みが改善されたとのこと、大変嬉しく思います。丁寧な説明を心がけておりますので、そのようにおっしゃっていただけて光栄です。またのご来店を心よりお待ちしております。

直したあと:

口コミをありがとうございます。初めてのご来店で緊張されていたかと思いますが、安心してお受けいただけたようで何よりです。説明の分かりやすさは、いちばん大事にしているところです。またお待ちしています。

直したのは3か所です。「改善された」は効果を言い切る書き方なので外しました。「この度はご来店いただき、誠に」は毎回同じ書き出しになるので変えました。「光栄です」「心より」は、1人で営む店の言葉としては硬すぎるので、普段の言い方に寄せました。

例2:星2つの口コミ

予約の時間に行ったのに、15分ほど待ちました。待つなら先に言ってほしかったです。

AIの下書き:

この度はご不便をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。お待たせしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。今後はこのようなことがないよう、スタッフ一同、予約管理を徹底してまいります。貴重なご意見をありがとうございました。

直したあと:

お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。前の方の施術が長引いた際に、お声がけができていませんでした。今後は、お待たせしそうなときに先にお伝えします。ご指摘をありがとうございました。

直したのは2か所です。「スタッフ一同」は事実と違います。1人で運営しているなら、そう書けません。そして、「このようなことがないよう徹底します」は守れない約束になりがちです。できるのは「先に伝える」ところまでなので、そこだけを書きました。

📮 場面別の返信の例文(6つ)

ここから下はすべて例です。実在の口コミでも、実在の返信でもありません。角かっこの中を、自分の店の言葉に置き換えて使ってください。

どれも短くしてあります。Googleのヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」に、返信のヒントとして「簡潔に: 顧客は、誠実で役に立つ返信を好みますが、長すぎる返信は読む気をなくす可能性があります」と書かれているためです。

例①:星だけで、文章がない口コミ

星をつけていただき、ありがとうございます。
またお越しをお待ちしています。

文章が無い口コミにも、これだけ返せます。書かれていないことを想像して補わないでください。

例②:短い口コミ(「良かったです」だけ)

口コミをありがとうございます。
ひとことでも、こうして残していただけるのは励みになります。
またお待ちしています。

例③:常連さんからの口コミ

いつもご利用いただき、ありがとうございます。
通っていただいていること自体が、いちばんの励みです。
次回もお待ちしています。

例④:施術した人を名前で褒めてくれた口コミ

口コミをありがとうございます。
名前まで挙げていただいて、[恐縮です/本人に伝えました]。
これからも同じようにお迎えできるようにします。

1人で運営しているなら「恐縮です」、スタッフがいるなら「本人に伝えました」です。いないスタッフを書かないでください。AIは「スタッフ一同」と書いてくることがあります。

例⑤:要望が書かれた口コミ(星3〜4)

口コミをありがとうございます。
[待ち時間]の件、ご指摘のとおりです。
[予約の間隔を見直します]。
気づいたことがあれば、また教えてください。

直せることだけを書きます。「二度とないように徹底します」は、守れない約束になりがちです。

例⑥:事実と違うことが書かれた口コミ

いちばん難しいところです。公式のヒントにも「誠実に対応し、制限事項を説明する: 起きてしまったミスについては誠意をもって対応しましょう。ただし、自分たちに非がないことについては、責任を負うことを避け、現時点で対応できることと対応できないことを説明しましょう」と書かれています。

ご連絡をありがとうございます。
[当日の記録を確認しましたが、こちらでは把握できておりませんでした]。
行き違いがあったのかもしれません。
お手数ですが、[お電話/メッセージ]で直接お知らせいただけますか。

公開の場で言い合いにしないことが目的です。同じヒントには「問題の解決をサポートできるよう、クチコミ投稿者にメールまたは電話で直接連絡していただくようお願いします」ともあります。

口コミの中身がポリシーに違反していると思われる場合は、別に報告の窓口があります(記事末のよくある質問に書いています)。内容が気に入らない、というだけでは対象になりません。

📏 返信の長さと、返さなくていい口コミ

全部に長文で返そうとすると、続きません。公式のヒントは、むしろ逆のことを書いています。

全部に返さなくていい

必要に応じて返信する: 新着情報や関連情報を知らせたい場合は返信します。返信はそれぞれ、1 人だけでなく大勢の顧客に届くため、すべてのクチコミに対して感謝の意を公開する必要はありません。

「返信はそれぞれ、1人だけでなく大勢の顧客に届く」というのが、この記事の最初に書いたことと同じです。読んでいるのは、書いた本人だけではありません。

宣伝を入れない

ビジネスライクにならず親しみのある対応を心がける: クチコミを書いたユーザーはすでに顧客となっているので、お得な情報やプロモーションを提示する必要はありません。

返信にキャンペーンや割引の案内を入れたくなりますが、その人はもう来てくれた人です。

名前を添えてもいい

返信をカスタマイズする: 返信に名前またはイニシャルを添えると、返信の信頼性を高めることができます。

返信そのものは店の名前で表示されるので、文末に「〇〇(施術者名)」と添える形です。1人で運営している店なら、入れておくと誰が書いたかが伝わります。

早いほうがいい

返信を速やかに行う: 顧客のフィードバックや体験を重視していることをアピールできます。

とはいえ、まとめて週に1回でも構いません。止まってしまうより、短くても返すほうが続きます。

✂️ AIの下書きで、必ず直す3つのこと

1. 事実と違うこと

していない施術、いないスタッフ、言っていない言葉。AIは、それらしい文を埋めてきます。口コミに書かれていないことを補ってきたら、消してください。

2. 効果の言い切りと、大げさな表現

「改善されました」「必ず良くなります」「完全に」。口コミ本人が書くのは自由ですが、店の返信として書くと、効果をうたう文章になります。「楽になったとのこと、何よりです」のように、相手の言葉として受け取る形に変えます。

3. 毎回同じ書き出し

「この度はご来店いただき」が5件並ぶと、読む人には機械的に見えます。指示文①に「書き出しを毎回変える」と入れてあるのはこのためですが、それでも似てきたら自分で変えてください。

🏠 実例:レンタルスペースの運営で、使ってみて

私自身、以前、六本木でレンタルスペースを運営していて、届いたレビューへの返信にChatGPTを使っていました。

体感では、1件あたり5分ほどかかっていたのが、30秒ほどで終わるようになりました。これは私個人の体感です。お店の種類や口コミの内容で変わるので、同じになるとは限りません。

つまずいたこともあります。AIは、その人ならではの事情を読み取ってくれません。口コミの文だけを貼ると、どの口コミにも当てはまる返信が返ってきます。「ご利用ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております」のような文です。間違いではないのですが、全部同じになります。

なぜかというと、AIが読めるのは貼った文章だけだからです。その人が何のために使ってくれたのか、何を気に入ってくれたのかは、口コミの短い文からは分かりません。

そこで、指示文②に「この口コミを書いた人について分かっていること」の欄を入れてあります。ここに一言あるだけで、返信の中身が変わります。ただし、名前や体の悩みは入れません。「初めての来店」「記念日の利用」「肩まわりのメニュー」くらいの書き方にとどめます。

▶ Googleマップ側が整っていない方はこちら:サロンがGoogleマップに出てこない原因と、今日からできる直し方

✅ 今日やることチェックリスト

  1. 返信していない口コミが何件あるか数える
  2. 指示文①を、自分の店の言葉に置き換える
  3. AIのチャットに指示文①を送る
  4. いちばん古い口コミ1件だけ、指示文②で下書きを作る
  5. 事実と違うところ・言い過ぎを直す
  6. 名前や体の悩みが入っていないか、投稿前にもう一度読む

1件でも返信できれば、2件目からは同じチャットの続きで頼むだけです。

全部を自分でやるのが大変なら、まとめて整えることもできます。ひとり集客では、Googleビジネスプロフィール・1ページのホームページ・LINEの予約導線・検索広告の初期設定のご案内を¥148,000の買い切りで用意します。私への月額は0円で、アカウントとお支払いはご本人名義、作ったものはあなたの名義のまま残ります。

このあとの6つの質問に答えると、あなたの店がいま優先することも分かります。

❓ よくある質問

無料のAIでも大丈夫ですか?
返信の下書きを作らせる程度であれば、無料で使える範囲でも足りることが多いです。ただし無料で使える範囲は変わります。2026年10月時点の話として読んでいただき、使う前に、そのサービスの公式ページで今の条件を確かめてください。料金や機能の最新の情報は、公式ページがいちばん確かです。
全部の口コミに返信したほうがいいですか?
できる範囲で構いません。Googleのヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」には、返信のヒントとして「必要に応じて返信する」「簡潔に」と書かれています。すべてに長文で返す必要はありません。星だけで文章のない口コミにも、短いお礼だけ返すことはできます。
ひどい口コミにも返信したほうがいいですか?
感情的に返さないことが先です。Googleのヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」には、否定的なクチコミへの返信のヒントとして「プライバシーを保護し、個人的な攻撃を避ける」「誠実に対応し、制限事項を説明する」「必要に応じて謝罪する」と書かれています。また、クチコミがGoogleのコンテンツポリシーに違反していると思われる場合は、違反を報告できます。内容が気に入らないというだけでは対象になりません。

📝 まとめ

  • 返信の下書きはAIに作らせて、自分で読んで直してから投稿する
  • 名前・連絡先・来店日・体の悩み・施術の記録は、AIに入れない
  • 最初に1回だけ店の口調を伝えておくと、2件目からは口コミを貼るだけで済む

6つの質問で、いま優先することが分かります

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